札幌市里親研修・トレーニング等

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  • レベルアップ研修
  • 更新研修・専門里親更新研修
  • ステップアップ研修
  • フォスタリングチェンジ・プログラム

レベルアップ研修

 全登録里親を対象に、養育技術の維持・向上を目的とした研修を行います。里親さんがご自身の里子養育に対して自信を持つことに繋がり、また目の前にいる里子への関わりにすぐに役立てることができる研修を目指しています。

2019年8月25日 第1回目 レベルアップ研修

 第1回目は精神科・児童精神科である札幌こころの診療所医師 鹿野智子氏をお招きし、「子どもがちからを発揮するために~関わり方のヒントを学ぶ」というタイトルで、里親さんの生の声を講師への質問に反映させる形での研修を行いました。各里親さんが里親養育する上で困り、糸口を見つけたいと答えを求めるものが多く、フロアーにいる同じような体験をしている里親さんからの意見を伺い、その上で講師から直接、里子の心情の理解を深め、関わり方のヒントを頂きました。

参加里親さんからは、「里親や里子のことを知ろうとしてくださっていると感じた」、「何かあった時は相談したいと思った」と児童精神科医療を身近に感じられる機会になったとの感想を頂きました。また「質問に一つずつ答えてくれる研修の仕方が良かった」、「フロアーにいる里親さんの貴重な体験を聞け、その上で医師からの的確なアドバイスを頂くのはとても貴重な機会だった」とフロアーとのやり取りを通した研修の仕方にもご好評を頂きました。

2019年10月29日 第2回目 レベルアップ研修

第2回目のレベルアップ研修は早稲田大学の上鹿渡和宏先生をお招きし、「これからの里親養育~関わり方の質を高めるために~」と出した研修を開催しました。

前半の講義では、社会的養護を必要とする児童にとって愛着関係を築くためには里親養育が有効であることについて、これまでの世界中の研究結果から様々な資料を通してお話下さいました。その後は里親養育の質を維持していくために、これからは里親養育においては里親と協働して子どもを養育する専門家チームが必要であること、個々の里親の専門性向上のためにトレーニングの必要性についてお話されました。後半は、ご自身が英国より日本に導入された里親養育に特化したトレーニングプログラムであるフォスタリングチェンジのスキルの中から、子どもとより良い愛着を築くための「アテンディング」という技術についてご講義していただき、ロールプレイで体験しながら学ぶ時間となりました。参加した方々からは、「公的養育を担う里親として意識を変え、学んでいかなきゃいけないのだと思った」「アテンディングのスキルは里親だけではなく、多くの子育てをしている人に学んでもらいたい」との声を頂きました。

2020年1月10日 第3回目 第2回目 レベルアップ研修

2019年度第三回のレベルアップ研修は、法政大学の岩田美香先生をお招きし、「里親の専門性を考える」と題した研修を行いました。
前半は「里親の専門性とは何か」をテーマに講義がありました。
社会的養護を必要とする児童を養育している児童養護施設の職員、医師や看護師、社会福祉士や臨床心理士のような専門家が里親になれば里親の専門性が高いと言えるのか…という疑問が最初に提示されました。また、「試し行動」「発達障がい」など専門用語を使用することで子どもたちから発せられるメッセージを理解しようとすることも多いが、専門用語を使用することで安心してしまい、個々の子どもたちの理解を曇らせてしまうことに繋がらないかというお話がありました。
後半はアメリカで作成された里親養育に関するドラマを通して里親側・里子側の両方の視点に立ちながらグループで話し合い、意見を交換しながら理解を深めていく時間となりました。
この研修を通して、里親さんの専門性とは、目の前にいる子どもたちのことを理解したい、知りたいと思い続け、そのためには子どもとコミュニケーションをとり続けることが大切なのではないかということに気づきに繋がりました。

今後の実施スケジュール

実施日 講師 講師
2020年2月8日(土) 伊藤 恵里子氏
(浦河ひがし町診療所 副院長)
未定
 
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