札幌市里親研修・トレーニング等

  • 未委託里親さんへの研修・トレーニング
  • レベルアップ研修
  • 更新研修・専門里親更新研修
  • ステップアップ研修
  • フォスタリングチェンジ・プログラム
  • 新規里親登録研修

未委託里親さんへの研修・トレーニング

 子どもが委託されていない里親さんを対象に、養育技術の向上・社会的養護児童への理解の促進を目的とし、里親委託率の向上を目指します。委託可能な里親さんが増えることは、子どもたちが育つ環境の選択肢が増え、それぞれの子どもたちにとってより良い生活環境が提供できる可能性を高めることに繋がります。

家庭訪問の実施

 子どもが委託されていない里親さんの中で、里親トレーナーからのアプローチにご了承いただいた方のご家庭を対象に、家庭訪問を実施します。

 里親トレーナーと里親さんがお顔を合わせることで、未委託里親家庭の個々のニーズを把握することに繋がり、それぞれのニーズに合った研修やトレーニングの参加に繋げていきます。

「子どもと里親のためのサポートハンドブック」学習会 

この学習会は全3回、1セッション2時間というプログラムで、6名から8名のグループで学びを深めていく学習会です。
 発行元である東京都にある「二葉子どもと里親サポートステーション様」のご協力のもと、札幌市の里親さんのためにとお譲り頂いたハンドブックを活用させていただき、里親が子どもたちと生活を始めるにあたって学ぶべき大切なテーマについて、グループで話し合いながら理解を深めていくことを目指しています。

子どもと里親のためのサポートハンドブック

学習会に参加された方の声

A里母さん

質問者の写真
今回の研修は、一方的な講義ではなく、受講生の気づきを共有する形だったので、とても心に残る研修になりました。真実告知の映像の感想を話し合った時には「頭ではわかるけれど、言うのは苦しい」という男性受講者の感想が印象に残りました。それまでは「真実告知は、するべきだ」くらいに考えていましたが、よりリアルに、里親をやるということは、覚悟を決めなければならないことなのだ、と強く感じました。3回とも受講者が同じで、話しやすい雰囲気があり、積極的に参加できました。
また少人数で質問しやすかったので、里親の先輩からお話いただく回も、より実りが多かった気がします。ありがとうございました。

B里母さん

今回、学習会に参加させていただいて、改めて、里親は子どもの背景を理解し、ありのままを受け止め愛情を注ぎ、そして里親自身も自分を大切にし、支援を求められる機関を利用し、楽しみながら一緒に成長していくことが必要なのではないかと感じました。また、真実告知をする際には、嘘を言わず事実を伝え、大切に思っている「真実」を子どもの成長に合わせて伝えていくことが大事であることを学びさせていただきました。これからも、子どもにとって何が大切かを考えていきたいと思います。

Cさんご夫婦

C里父さん

 ハンドブックの内容に沿って意見を述べるとともに参加者の方々から意見を聞いたり、学園の皆様の経験談などためになるお話しを聞いたりと、とても貴重な経験をさせていただきました。やはりいろいろな方と話すことは大事だと思いました。今後ともよろしくお願いします。

C里母さん

この度は全3回にわたる学習会に参加させて頂きありがとうございました。ハンドブックの内容に沿って具体的な例をご紹介頂きつつ、里親の皆様と意見を発表し合いながら学びを進める、有意義な時間となりました。
特に思いに残ったことは真実告知についてです。生母さんへの感謝の気持ちを成長に合わせて繰り返し伝え続ける、温かな取り組みを知れたことを大変ありがたく思っております。昔話をアレンジするなど、自然な形で伝える具体的な方法をイメージすることが出来ました。
また学習会の間は子供を預かって頂いたので、離れて他のことに集中する時間に慣れるよいきっかけにもなりました。貴重な機会を頂きありがとうございました。

養育実習

札幌市内児童養護施設、養育里親家庭、里親ファミリーホーム、地域小規模児童養護施設など、社会的養護を必要とする子どもたちが生活している環境で、個々の里親さんのニーズに応じた養育体験の場を提供します。

「CARE」~子どもと大人のきずなを深めるプログラム~研修

CARE(Child-Adult Relationship Enhancement)は、子どもとよりよい関係を築く時に大切な養育のスキルを体験的に学ぶことができるプログラムです。CAREは治療のためのものではなく、子どもとかかわるすべての大人を対象にしています。エビデンスに基づいた治療法や、ペアレンティングプログラムで用いられている考え方に現場の声を取り入れて、2006年に米国オハイオ州シンシナティ子ども病院で開発されました。 講師は当法人の興正こども家庭支援センター相談員であるCARE シニアトレーナーが担当します。

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