支援紹介

興正学園は、施設機能の高機能化、多様化を図り、社会のニーズに対応していきます。
興正学園は、5つの支援を柱にしています。

生活支援

子どもたちにとって興正学園での生活が心身ともに安心安全となることを目指し、各関係機関と協力しながら、毎日の生活を応援していきます。そのために、職員は生活する環境を整え、子どもたち1人ひとりが「大切にされている」と実感できるような関りを行っていきます。
また、子どもたちと話し合いながら、それぞれの子どもに合わせた社会経験を積み、健やかに成長していくことを見守ります。

家族支援

お子さんや保護者方々の思いやお考えを聞きながら、支援について一緒に考えていきます。
その際には、ご家族にとってより良い支援が提供できることを目指し、各関係機関と連携していきます。
施設からお子さんがご家庭に戻る際は、スムーズに生活が移行できるようにサポートし、退所後も相談を行っていきます。

地域支援

興正学園では、施設がもつ機能や資源を地域へ還元していくことを目指しています。
これまで培ってきた子育てに関する技術やスキルを活用し、地域の子育て支援を応援します。
施設が持つ体育館や芝グランド、図書館といった資源を地域に解放し、地域のニーズを把握しながら、様々な活動を通して、地域と共に子どもの育ちを共に支えます。

里親支援

里親支援専門相談員を配置し、児童養護施設の資源や機能を活かしながら、里親さんの支援を行います。
その際には、法人内のフォスタリング機関(興正フォスタリングセンタ)と連動し、法人内で里親登録から研修・トレーニング、里子を迎えた後の相談支援と、継続的に一貫した支援を目指します。

自立支援

それぞれの子どもに合わせて、一緒に考えながら自立を目指します。
日々の生活において、職員が自立を意識しながら子どもたちに関わり、生活を支えます。
その積み重ねを通して、子どもたちにとって自立後も自分を大切にしてくれる存在として居続けられる関係性の構築を目指します。
施設を退所してからも、定期的に連絡を取り合い、必要に応じて自宅や職場に訪問なども行い、相談を受けていきます。
子どもたちと職員が築いた信頼関係は、退所後も変わらず続けられていきます。